じぶん色のひとりごと

日々思うことを綴るアラ還ブログ

勝手に記念日

11月24日は、私と、あるお友達にとっては、大切な記念日。

毎年、どちらからともなくメッセージを送りあって想いを共有してます。

 

前の記事で「がむしゃら行進曲」のことを書いたら、それが主題歌だった「地獄先生ぬ〜べ〜」を思い出し、もうあれから7年…、時効かな(^^;;

…って。

だから一度だけ。

このブログに思い出を書き留めておこうと思います。

 

*   *   *

 

7年前、ぬ〜べ〜放送時、ナレーションが誰かを当てるクイズに応募して、番組に熱いメッセージを送ったお友達が見事スタジオ見学の切符を手にし、同行者として私をお誘いくださいました。

電車を乗り継ぎ、最寄駅からスタジオ行きのシャトルバスに乗って到着した生田スタジオは、眺めの良い高台にあって、私とお友達にとって、そのシャトルバスは王子様の元へ運んでくれるカボチャの馬車、スタジオは王子様の住むシンデレラ城でした。

 

下界とは別世界のスタジオでは、沢山のスタッフさんがセットを組んだり、小道具を用意したり、忙しそう。

前室には鵺野先生のお誕生日を祝う鬼の手ケーキ(一部)。

ゆきめさんの美しさに遠くから見惚れたり、見学で移動する薄暗い通路に立つサトリに仰天したり。

画面では広く見える場所が、とってもこじんまりしてることに驚いたり。

リハは間近で、本番はサブで見学させて頂きました。

監督さんの熱い演出には、良いものを作ろうとする熱意を感じ、感動したものです。

 

その後はロビーで鵺野先生とまことくんを囲んでのトークタイム。

ほぼ真っ正面に座る鵺野先生とは、緊張で目も合わせられず。

それでも、私が付けていたオレンジのビーズで作ったエイトマークのネックレスを見つけてくれて話しかけてくれた鵺野先生。

途中から参加のまことくんは、ちゃっかり鵺野先生の膝に座るお茶目な子。

 

最後は一人一人のところにきてくださり握手。

一生に一度と勇気を出して、一言だけ想いを伝えた私。

照れてリアクションをしてくれた鵺野先生。

 

*   *   *

 

夢の時間はあっという間に過ぎて、私たちはまた、カボチャの馬車(シャトルバス)に乗って下界へ。そして魔法が解かれました。

でも、途中で見た街路樹のイチョウの黄色の鮮やかさは、今もはっきり覚えてます。

 

*   *   *

 

あれから毎年、イチョウが色づく頃になると、あの日を懐かしく思い出します。

鵺野先生はとっくに忘れておられると思いますが、私とお友達にとっては一生の宝物。

 

だから今日は〈勝手に記念日〉なのです。