じぶん色のひとりごと

日々思うことを綴るアラ還ブログ

3・11

 

今日は、東日本大震災から11年目の日。

あの年と同じ金曜日の今日、近くの中学校では卒業式が行われてました。

あの時、東北でも、午前中に卒業式を終えたばかり…という中学校が沢山あったことを思い出しました。

 

*   *   *

 

今年も地震が発生した時間に合わせて、市の屋外放送では黙祷を促すアナウンスとサイレンが鳴り、一緒にいた友人と黙祷しました。

 

2時46分。

東北以外の各地でもサイレンがなり、同じ空の下で一斉に黙祷し同じ想いに包まれた瞬間、11年前の記憶が蘇り、泣きそうになりました。

 

揺れる地面の上にいる怖さの記憶もそうだけど、家に帰ってから、テレビで流れるリアルタイムの津波の映像、混乱する報道がもっと怖かったことをはっきり覚えてます。

夜になり、避難所に入った記者に対し、「とにかく助けてください。何にも無いんです」と泣きながら訴える女性の姿。

ドラマでも映画でもない現実の映像を、毎年思い出します。

 

*   *   *

 

丸ちゃんがあの日に取った行動も、毎年思い出します。

 

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今日は暖かい日でした。

11年前の今日は、どんより曇っていた記憶があります。

曇ってて寒くて。

だから、余計に不安で怖かったです。

 

*   *   *

 

先日、気象防災アドバイザーの方の講話を聞きました。

 

『日本に住む私たちは、災害国に住んでいることを覚悟する』

『過剰に反応していては心が持たないから、正しく怖れることが重要』

 

この2つが大事…と教わりました。