クローズアップ現代を何度か観直しました。
「アイドル」「推し・推し活」など、自分でも気になっていた部分を、(まさに)冷静にクローズアップしてくれて、さすがNHKと思いました。
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「アイドル」って?
…これはすばるくんがいた最後の方で、エイトの中で頻繁に語られてたことを、よく覚えてます。
すばるくんが単独で海外のステージに立って「日本でアイドルグループやってます」みたいなことを言ったり、メトロック(かな?)で、フェスの観客に「アイドルやってます!」みたいなことを言ってたり。
今思うと、あの頃が、“夢や目標に向かってがむしゃらに進んでいた時期”の終わりだったのかな。
その時期を過ぎ、自分達はこれからどうしていけばいいのか、何がしたいのか、どこに向かってるのか…。
全員が30代になって、みんなが考え始めて、すばるくんが抜けた。
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あの頃、応援する自分も同じような感覚だったことを、これもまたよく覚えてます。
エイターになって数年間、エイトが全てで強火で応援してきたけど、この先エイトはどこに向かうんだろうか?って。
若いキラキラなグループが出てくる中、同じ《アイドル》の括りの中に居続けること、しんどくならないかな…って。
わざわざ「アイドルやってます」って言うようになったのは、敢えて自分に「アイドルであること」を刷り込まないとしんどいから、なのかな?とか。
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私などの1ファンが思う以上に、(当たり前だけど)当事者であるアイドルたちは、いつも苦しんでるんだ…。
わかってたけど改めて知ると切なくなる。
「若い子」のうちは何をしても可愛いしカッコいいから評価されるけど、その時期を過ぎたら(若いだけでは許されなくなると)自分で自分を磨いたり努力したりしないと、埋もれていくだけ。
でも、これってアイドル業界(芸能界)に限らず、どの社会でも、誰にでも言えることですね。
そう思うと、たっちょんが語ることは至極真っ当で、あれだけ長い期間大きな事務所でアイドルを続けてきてて、それでも人としての普通の感覚をちゃんと持ち続ける、たっちょんの視野の広さはさすがだと思います。
(もちろん、エイトの他のメンバーも同じだと思います)
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アイドルは、時代の変化にも敏感にならないとだから、昔よりさらに大変ですね。
スタジオで解説してくれた方が、本当に分かりやすい授業をしてくれたので(笑)、いちいち頷きました。
私なんか、あの図の中の《オフライン・遠い》の距離感が一番しっくり来る。
エイターになって数年間(SNSが今ほど普及してなかった頃)は、ライブの特別な時間の感激と、また会いに来れるように一年頑張ろう…っていう目標で日々元気に過ごせてた。
でも、時代の進化は凄まじく、インスタライブなどリアルに目の前で同じ時間を過ごせる嬉しさを味わうと《オンライン・近い》、自分の心の軸をどこに置いていいかわからなくなってしまいます。
(若いファンは、《オンライン・近い》からのスタートだけど、ファン歴長い昭和人間は…ね(^^;;)
オンライン←→オフライン
遠い←→近い
を上手く使い分けたり、上手に付き合うことが求められる今のアイドルって、ほんと大変だと思います。
ファンにしてみれば、オンラインでも“近い”が一番いいに決まってるし。
でも、一歩間違えると、近さを勘違いする輩が出てきて、好きな“推し”を苦しめる事にもなる。
アイドル側も、SNSなどの近さは武器にもなるけど危険もはらむ。
ややこしい世の中だな。
…おっと、
ダラダラと書き過ぎてしまった(^^;;
「推し」についても思うところは沢山あるので、また後ほど。
では、
明日も丸ちゃんや皆さんが元気でありますように(*^_^*)
♾All is well ♾