昨日のあれやこれや…、
忘れないうちに書き残しておこうと思います。
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3年ぶりの新幹線、山手線、そして渋谷。
新幹線はやっぱり心地よくて、あぁ、また乗れた…と、涙が込み上げました。
そして、都会は人がいっぱいいるなぁ…と、これはコロナ前からだけど、いつも上京するたびに思ってました。
この沢山の人たち(都内在住在勤の方々)は、この3年、乗りたくなくても満員電車に乗らなければならなかっただろうし、リスクはわかってても働かなければならなかったんだろうし。
そんな日々を経ての今のお姿なんだと思うと、本当にお疲れ様です…と、心の中で頭を下げました。
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そして、
かれこれ8年ぶりくらいになる、渋谷Bunkamuraシアターコクーン。
実は、昔の記憶があるから…と、会場のサイトも見ずに、駅でスマホのナビを始動させ歩き出したのですが、どうにも会場に着かない。
なぜかセンター街を歩いていたり(⌒-⌒; )
交番で聞いたり、色々して、たどり着いたのは開演直前。
(駅を降りた時は開場時間くらいだったのに。)
10分くらいで行けるところを、登る坂(?)を間違えてとんでもない遠回りをしたようです。
慌てて着席し、汗が引く間も無く開演。
いきなり「遅刻」を理由に、梶からボコボコにされる彼を見てて、危うく自分も遅刻するところだったと冷や汗が出ました(笑)
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内容はね〜、
うーん、確かに難しいな。
それでも丸ちゃんの役どころはもちろん分かりましたけど。
こんな丸ちゃん新鮮だなぁ…と嬉しくなりましたけど(^^;;
丸ちゃん、なんてスタイルがよろしいのかしら…とうっとりもしましたけど(*≧∀≦*)
コロナ禍で人々が抱えてる鬱憤や、自暴自棄、心の闇とか、今誰もが持ってて、でも直視はしたくない部分を目の前に晒されたようで、すごく苦しかったです。
詐欺の電話の内容を聞いてて、
あ〜、確かにありそうだわ。
あ〜、これ信じちゃいそうね。
…と、納得したり。
世の中への復讐と言い放ち、自分にも言い聞かせる梶の刹那に胸が痛みました。
こういう人たち、本当にいるんだろうな…と思いました。
開場入りの前、道に迷ったことで、渋谷の路地とかも歩いてしまい(笑)、普通に腕に刺青のあるお兄さんや、そのそばで(土下座?)うずくまってる人がいたり…の街を見たせいか、この舞台の世界が、よりリアルでした。
ある意味、あの迷った時間に見たものは、舞台のプロローグだったのかな…なんて都合よく受け止めてます(笑)
実際の事件も話の中に出てきたけれど、それだけは、ダメでしょう。
いや、あえて…なのだと思うけど、あの瞬間から(悪いけど)この舞台自体を心が拒否してしまいました。
現代の、表の皮を一枚めくったその下に広がる世界の話。
実際にありそうだけど、いや、あると思うけど、あえてフィクションと思って観てるわけで。
いきなりノンフィクションが差し込まれて仰天しました。
水澤慎紳吾さん、やっぱりすごい俳優さんですね。
亮ちゃん主演の「羊の木」の酒乱の役を思い出しました。
穏やかな表皮の下の狂気が上手すぎる。
(「わたナギ」の馬場さんでもあるけどw。)
梶と家族の会話、特に、タバコを吸いながらのお姉さんとのシーンが救いでもありました。
(でも、微妙に心はズレてる)
どんどん人が死んで、救いようのない展開の先、ラストのお姉さんの「カレーいっぱい食べてって」(みたいなセリフ)と浩一の返事。
そこに、針の穴ほどの光が見えて、少し救われた気がします。
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カテコでは一変、丸ちゃんに戻ってた。
特にお言葉は無かったけど、これはコロナ禍だから?
舞台の内容が内容だから?
一回のみの観劇なので別公演のことは知りませんが。
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梶浩一でいる時間、丸ちゃんの時間。
役に入れば入るほど、二つを行ったり来たりするのはシンドイだろうな…と、素人は思ってしまいました。
楽屋のイエティをギュッとすることで切り替わるのかな?なんて(*^ω^*)
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丸ちゃん、毎日お疲れ様です。
どうか最後まで、チームみんな怪我なく病気なくゴールしてくださいね。
昭和な男(@インスタライブ)の丸ちゃんが大好きです(^。^)
♾All is well ♾